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【日本ハム】稲葉篤紀2軍監督、同郷で殿堂入りのイチロー氏を祝福「いや、すごくないですか?」


日本ハム2軍監督の稲葉篤紀氏が、野球殿堂入りを果たした同郷のイチロー氏を祝福した。愛知出身の2人は、中学時代からバッティングセンターでの縁があり、09年のWBCでも共に戦った。今回、イチロー氏は史上7人目の資格1年目で殿堂入りしたが、満票を逃したことについて稲葉監督は「満票にみんなすごくアレですよね」と苦笑いしつつ、「野球界に与える影響はすごい」と称賛した。イチロー氏は引退後、高校生への指導や女子野球の普及に尽力しており、その姿勢を稲葉監督も「野球界を大事にしている」と評価。稲葉監督自身も殿堂入りの資格を持つが、謙虚に「地道にやっていきます」と語った。

新人合同自主トレを視察した日本ハム稲葉2軍監督(撮影・黒須亮)

日本ハム稲葉篤紀2軍監督(52)が17日、千葉・鎌ケ谷で取材に応じ、野球殿堂入りを果たした同郷のイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)を祝福した。

2人は同じ愛知出身。中学時代は同じバッティングセンターに通っていたなど、縁があった。プロ入り後も09年WBCで共に日の丸を背負い、世界一に輝いた。イチロー氏は16日、満票での殿堂入りは逃したが、史上7人目の資格1年目での殿堂入りを果たした。

稲葉2軍監督は満票でなかったことに「満票にみんなすごくアレですよね」と苦笑いを見せ、続けて「いや、すごくないですか? 野球界に与える影響っていうのは、もうやっぱりすごいと思うんですよね。あんな精力的に高校生を教えたり。野球界をすごく大事にしているなっていうのを感じるし、すごいですよね」とたたえた。

イチロー氏は現役引退後、高校生への指導や女子野球の普及に尽力。「礼儀とかあいさつとか、その人間性も含めたことをあの子たち(高校生)に(教えている)。野球界を大事にしてほしいっていう感じがするんですよ」と話した。

稲葉2軍監督も殿堂入りの資格を有しているが、今回の投票も含めて殿堂入りには至っていない。同監督は「いや、大丈夫です大丈夫です。ありがとうございます。僕は地道にやっていきます」と謙遜した。

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