菅原由勢のサウサンプトンはマンＵに痛恨逆転負け 最終盤３連続失点で11試合ぶり勝利逃す

試合後落胆した表情を浮かべるサウサンプトンの選手ら（ロイター）

＜プレミアリーグ：マンチェスターU3－1サウサンプトン＞◇16日◇第21節◇オールド・トラフォード

サウサンプトンのDF菅原由勢（24）は、敵地マンチェスター・ユナイテッド戦に3試合ぶりに先発し、フル出場した。

試合は前半43分、サウサンプトンがCKからのオウンゴールで先制し、そのまま逃げ切り勝利かと思われたが、後半残り12分間で相手のコートジボワール代表22歳、MFアマド・ディアロにハットトリックを許し、1－3と逆転負けした。

3バックの右で出場した菅原は、前線でシュート気味のパスを供給するなど攻撃参加もしたが、最終盤に左サイドを崩されて連続2失点し、最後は味方GKとDFのミスで決定的な3点目を奪われた。背番号16の菅原もぼうぜんと立ち尽くすしかなかった

最下位サウサンプトンはこれで1勝3分け17敗。昨年11月2日の第10節エバートン戦を1－0で勝利しただけで、今季21試合を終えていまだ1勝のみ。11試合ぶり今季2勝目を土壇場で失い、精神的なダメージは大きい。2季ぶりにプレミアへ復帰したものの、苦しいシーズンが続く。