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【清水】「テル」が帰ってくる…伊東輝悦氏15年ぶり“古巣復帰”スクールコーチングスタッフ就任


元日本代表サッカー選手の伊東輝悦氏(50)が、清水エスパルスのスクールコーチングスタッフに就任することが明らかになりました。彼は運営や育成年代の強化、普及に携わるアンバサダーも兼任します。伊東氏は32年間の選手生活に幕を下ろし、昨季限りで現役を引退しましたが、清水エスパルスへの“古巣復帰”が実現しました。地元クラブでサッカー第2の人生をスタートさせることになり、清水の伝統を知る彼の復帰がクラブの育成型目標に貢献すると期待されています。伊東氏は1993年に清水エスパルスに入団し、Jリーグ通算561試合で活躍しました。

伊東輝悦氏

昨季限りで現役を引退したサッカー元日本代表の伊東輝悦氏(50)が、今季からJ1に昇格する清水エスパルスのスクールコーチングスタッフに就任することが16日、分かった。運営や育成年代の強化、普及などに携わるアンバサダーも兼任する。17日にもクラブから正式発表される。

清水に「テル」が帰ってくる。伊東氏は昨季限りで現役を引退。93年の開幕からJリーグ一筋32年間の選手生活にピリオドを打った。引退後については「何も決まっていない」と話していたが、昨年末までに清水が打診。退団した2010年以来15年ぶりの“古巣復帰”が実現する。

現役生活では計5クラブ、J1からJ3までの全カテゴリーでプレーした。東海大一高卒業後に加入した清水では、自身最長となる18年間在籍。地元への思いも強く、「サッカーを通じていろんなことを学んだと思うし、それをいい形で返していきたい」と語っていた。

選手を育てながら強化する育成型クラブを目指す中で、清水の伝統を知る伊東氏が復帰するメリットは大きい。清水で生まれ育ったレジェンドが、地元クラブで第2のサッカー人生をスタートさせる。

◆伊東輝悦(いとう・てるよし)1974年(昭49)8月31日、静岡県生まれ。東海大一高(現東海大静岡翔洋)から93年に清水入り。甲府、長野、秋田でプレーし、17年から沼津でプレー。96年アトランタ五輪では強豪ブラジルから決勝点を挙げる「マイアミの奇跡」を起こす。日本代表では98年W杯フランス大会に出場。国際Aマッチ通算27試合。Jリーグ通算561試合30得点。24年シーズン限りで現役引退。168センチ、70キロ。血液型B。家族は夫人と長男。愛称テル。

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