【阪神】近本光司のこだわり詰まったスパイクがアシックス社から発売へ「関われていい経験」

アシックス製新型スパイクのCM撮影で、笑顔を見せる阪神近本（撮影・和賀正仁）

アシックスは、アドバイザリースタッフ契約を結ぶ阪神近本光司外野手（30）の意見を取り入れた野球用スパイク「NEOCONNECT」シリーズを2月20日に発売すると発表した。

主に、守備や走塁時にスピードを求める学生向けに開発したもので、前部にグリップ力の高い金具、かかと部に突き上げ感を緩衝する軽量の樹脂スタッドを配した新ハイブリッド構造が特徴。選手が走力を発揮しやすい構造だ。

開発に関わった近本は以下の通りに話した。

「スパイク選びで重視しているのは、ケガをしないこととフィット感です。今まで、金具刃で硬いグラウンドだと衝撃が強すぎて足への負担が大きいと感じていました。対策として練習では足への負担が少ないスタッドスパイクを履いていたので、その要素を入れてもらいました。着地時に最初に地面と接触するかかとに4本の樹脂スタッドが配置されているので突き上げが緩衝されるだけでなく、土の上に立った時もしっかりグリップしてくれる感覚です。中高生にも履いてもらえるスパイクの開発に携われたことは僕にとってとても良い経験だったのでぜひ多くのプレーヤーに履いてもらえたらと思います」