starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ボルシアMG福田師王が初ゴール「きつい思いをしながらここまで」ブンデス日本人2位の年少記録


ボルシアMGのFW福田師王が、ブンデスリーガのウォルフスブルク戦で初ゴールを達成しました。彼は後半25分から試合に出場し、44分に右足ワンタッチで得点を挙げました。福田はこのゴールでブンデスリーガの日本選手として歴代2位の若さで得点を記録しました。試合は1-5で敗北しましたが、福田にとっては大きな一歩となりました。彼の得点は、宇佐美貴史に続いて2番目の年少記録であり、これは日本サッカー界のビッグネームに肩を並べる結果となっています。喜びを抑えられない福田はこれからも努力を続け、さらなる得点と日本代表入りを目指しています。

福田師王(2023年5月撮影)

<ブンデスリーガ・ウォルフスブルク5-1ボルシアMG>◇14日(日本時間15日)◇第17節◇ウォルフスブルク

ブンデスリーガ ボルシアMGのFW福田師王(20)がリーグ戦初ゴールを決めた。アウェーのウォルフスブルク戦に後半25分から出場すると、同44分に右足ワンタッチで得点した。2年前に鹿児島・神村学園高から加わり、トップチームではリーグ戦通算7試合目の出場で待望の初ゴール。試合は1-5で大敗したが、20歳9カ月6日での得点はブンデスリーガの日本選手では歴代2位の年少記録となった。

   ◇   ◇   ◇

0-5というスコアも関係ない、福田の気持ちは切れていなかった。後半44分、俊敏な動きでGKの縦パスをワンタッチで右へ流し、一気にゴール前へ加速した。獅子のように髪をなびかせ疾走。狙い通り、足もとにスルーパスが出てきた。飛び出してきたGKの動きを瞬時に見極め、右足インサイドで股下を抜いた。

「GKとの1対1は自信しかない。よく最後まで見て、落ち着いて決められた」。2年前の全国高校選手権をわかせた冬のヒーローが、ついにドイツに足跡を残した。Jリーグを経由せずに海を渡った野心あふれる若武者は「きつい思いをしながらここまでやってきた。本当にうれしかった」と喜びをかみしめた。20歳9カ月6日でのブンデスリーガ得点は、宇佐美貴史(ホッフェンハイム)の20歳4カ月10日には及ばなかったが、香川真司(ドルトムント)の21歳5カ月25日を抜いて2番目の年少記録。日本サッカー界が誇るビッグネームと肩を並べた。

昨年1月にトップチームでのデビューを果たしたが、今季はベンチを温める試合が続いた。兄貴分と慕う板倉が何度も声をかけてくれた。「チャンスは来るから、絶対に諦めずに準備しておけ」。その言葉通り、ウインターブレーク明けのBミュンヘン戦から2試合続けての途中出場。ワンチャンスを物にすると、笑顔で駆け寄ってきた板倉と笑顔で抱き合い、喜んだ。

鋭い動きとゴールセンスの良さが武器。屈強な大型選手がそろう欧州で、自身の特長は確実に磨かれている。「まだ初ゴールなので、もっと点を決められるように努力していきたい。早く(板倉)滉君と日本代表でもプレーしたい」。たかが1点、されど1点。一つ壁を乗り越えた福田にとって、視界が大きく広がるゴールとなりそうだ。

◆福田師王(ふくだ・しおう)2004年(平16)4月8日生まれ、鹿児島県出身。神村学園中-神村学園高から、ボルシアMGと契約。23年はセカンドチームでプレーし、24年1月にトップチームに昇格。1月27日のレーバークーゼン戦で後半34分から出場し、リーグ戦デビュー。今季2試合で1得点。名前の「師王」は「人を導くことのできる、その道で最も優れた人になってほしい」という両親の願いから。目標はポーランド代表FWレバンドフスキ。好きな食べ物はチキン南蛮。178センチ、70キロ。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.