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【神戸】3連覇とアジア制覇を狙う今季の新加入選手が意欲 震災30年チャリティーマッチ計画も


ヴィッセル神戸は神戸市で新加入選手発表会を行い、吉田孝行監督と6名の新加入選手が登壇しました。クラブは今シーズンのリーグ3連覇とアジア・チャンピオンズリーグ優勝を目指しています。DF小池裕太やDF本山遥がそれぞれ意欲を語り、本山選手は「7年ぶりに神戸のエンブレムを付けることに感慨深い」と述べました。吉田監督は「多くのタイトルを取ることを目指す」と述べ、新加入選手らの貢献に期待を寄せる一方で、さらなる補強の必要性も示唆しました。クラブは阪神・淡路大震災から30年を記念して、チャリティーマッチを開催予定で、収益は神戸市と連携し、未来のために寄付されることが発表されました。

新加入選手発表会に参加した吉田監督と新加入選手(C)VISSEL KOBE

今季リーグ3連覇とアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)制覇を狙うヴィッセル神戸は13日、神戸市内で新加入選手・ユニホーム発表会を行った。

新加入選手発表では、来日前のDFカエターノ(25)をのぞく6人の選手と吉田孝行監督(47)が登壇。横浜F・マリノスから加わったDF小池裕太(28)は「素晴らしいチームでもう1度チャレンジできることをうれしく思う」とあいさつ。ファジアーノ岡山から加入したDF本山遥(25)は「中学と高校を神戸の下部組織で育ったので、7年ぶりにこのエンブレムをつけられることにワクワクしているし、感慨深い思いがある。3連覇を含む全てのタイトルに貢献できるように一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします」と意欲を語った。

吉田監督は「1つでも多くのタイトルを取ることが目標だが、決して簡単なものではない。この選手たちがレギュラー争いに加わってこないと目標も達成できないと思う」と新戦力の活躍に期待。一方で「(補強は)まだ必要かなと思う」ともコメントし、さらなる戦力アップを要望した。これを受けた千布勇気社長(39)は「まだ(移籍)ウインドーが開いているし、永井(SD)が今日ここにいないことの意味も察されると思う」と今後の追加補強を示唆した。

また、阪神・淡路大震災から30年となる今季、クラブは「30周年プロジェクト」を立ち上げ、夏にチャリティーマッチを計画していることも発表。ノエスタで開催予定のイベントについて千布社長は「神戸に関わる方、ゆかりのある方をお呼びして、神戸、兵庫のみなさんに喜んでいただけるような試合にしたい。その試合で得られた収益は、これから未来のある方々に向けて寄付するよう神戸市と連係して進めている」と説明した。【永田淳】

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