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【西武】ファーム監督補佐のポストを今季から新設 元NHKディレクター伊藤悠一氏ら着任


西武は今季から「ファーム監督補佐」という新たなポストを設置した。これにより、伊藤悠一氏と坂元忍氏がその役職に就任することが決まった。伊藤氏は元NHKディレクターで、プロ野球の経験はないが、過去にBCリーグの茨城球団で監督を務めた経験を持つ。坂元氏についての詳細は記事では触れられていないが、両氏ともプロ野球選手の経験はないという。ファーム監督であった西口文也氏は1軍監督に昇格し、小関竜也氏が新たなファーム監督に就任。新設された「ファーム監督補佐」との連携で、選手育成方針の進行管理や出場機会の調整など、下部組織の運用を担う。これは昨季の成績不振を受けた組織改革の一環として、広池浩司球団本部長のもと、試みられる新しい取り組みである。

伊藤悠一氏(2025年1月12日撮影)

西武が今季から「ファーム監督補佐」のポストを新設することが13日、分かった。球団史上初のポストになる。ともにプロ野球選手経験がない伊藤悠一氏(37)と坂元忍氏(50)が着任する。

ファーム監督だった西口文也監督(52)が1軍監督に昇格し、ファームヘッドコーチの小関竜也氏(48)がファーム監督に昇格した。代わりのヘッド格は置かない方針で、小関ファーム監督と連携し、育成方針の進行管理や出場機会の管理など、2、3軍の運用をコーディネートしていく職となる。ユニホームは着用せずベンチにも入らない。

伊藤氏は元NHKディレクターで、23年にBCリーグ・茨城の新監督公募に応募。異例の転職として話題になった。茨城球団での1年間の監督任務を経て、24年に西武に入団。昨季は人財開発担当などを務めた。昨季、1軍が91敗での最下位に終わった西武は、新たに就任した広池浩司球団本部長(51)のもと、球団組織も改革中。新ポストもその試みの1つになる。

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