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【なでしこ】ニールセン監督、高校女子選手権の決勝視察「欧州に比べると日本の方がレベルは高い」


なでしこジャパンのニールス・ニールセン監督が、全国高校女子サッカー選手権の決勝を視察し、日本の高校女子サッカーの技術の高さに驚きました。特に藤枝順心のMF鈴木選手のゴールを称賛し、「シュートのクオリティーは代表クラス」と評価しました。ニールセン監督は、日本の高校レベルが欧州より高いと述べ、チームづくりの際にプレイヤーのメンタル強化が重要だと語っています。藤枝順心は神村学園を5-0で下し、史上初の3連覇を無失点で達成しました。今後、ニールセン監督は皇后杯も視察し、チームの強化に努める意向を示しています。

全国高校女子サッカー選手権で佐々木則夫女子委員長(中段左)と観戦するなでしこジャパンのニルス・ニールセン監督(同右)

女子日本代表なでしこジャパンのニールセン監督が12日、ノエスタで行われた全日本高校女子選手権の決勝を視察し、高校生年代の技術の高さを強調した。「世代別代表は見ていたが、学校レベルでここまでレベルが高いとは正直思っていなかった。自分が関わった欧州の国に比べると日本の方がレベルは高い」と驚いた様子。特に前半40分に藤枝順心MF鈴木が決めたゴールを「シュートのクオリティーは代表クラスだった」と絶賛した。

2月のシービリーブスカップ(米国)で初陣を迎える。チームづくりについて「ベースはできていると思っている。勝利に対するメンタルの部分が重要」と強化ポイントを明かした。今後は皇后杯(18日準決勝、25日決勝)を視察予定。「最初の活動に向けて良い選手を選んでいきたい」と精力的に動く考えを示した。

試合は藤枝順心(静岡2位)が神村学園(鹿児島)を決勝で歴代最多に並ぶ5ゴールで下し、史上初の3連覇を達成。3度目となる無失点Vで、自分たちが持つ優勝記録を「8」に伸ばした。【永田淳】

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