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【阪神】井上広大、DeNA牧の助言取り入れ足上げフォームに改造「2桁本塁打打ちたい」


阪神タイガースの井上広大外野手が、DeNAベイスターズの牧秀悟内野手との合同トレーニングを公開しました。井上は昨年、初のプロ本塁打を含む3本塁打を放ち、長打力の向上を目指しています。今回のトレーニングでは、昨年使用していたノーステップ打法から、左足を上げる新スタイルに挑戦。牧からアドバイスを受けながら、打撃フォームの進化に取り組んでいます。井上は今シーズンの目標として「2桁本塁打」を掲げており、牧の教えを胸に、左翼レギュラー争いに挑みます。プロ6年目の井上は、牧のように屈指の強打者として活躍することを期待しています。

DeNA牧秀悟に弟子入りし、打撃練習を行う阪神井上(撮影・小早川宗一郎)

阪神井上広大外野手(23)が12日、DeNA牧秀悟内野手(26)と行っている鹿児島県鹿屋市での合同自主トレを公開した。昨年、プロ初アーチを含む3本塁打と覚醒の兆しを見せた右の和製大砲。牧の助言も取り入れ、飛距離を伸ばすために昨年のノーステップ打法から左足を上げるフォームに挑戦している。目標設定は「2桁本塁打」。長打力で左翼レギュラー争いで突き抜けたい。

   ◇   ◇   ◇

鹿児島の地で、井上は本格開花への歩みを着実に進めていた。かたわらには敬愛するDeNA牧の姿。時折、身ぶり手ぶりで熱心に助言を受ける。井上は腰を落とし、左足をしっかり上げて強いスイングを繰り返した。

「やっぱり2桁本塁打をと思ったら、足を上げないと打てないのかなと。毎年、同じような打ち方ではいけないのかなというのもあります。いろいろな人の練習を見ていて、年々進化したり、変えたりしているので、自分も挑戦していきたいなと思いました」

自ら「2桁」と口に出して、新打法の意図を明かした。昨年、確実性を追い求めたノーステップ打法を取り入れ、念願のプロ初本塁打が飛び出した。3本塁打と飛躍の兆しを見せた。それでも進化を求めて、昨秋はノーステップと並行して数種類の打法を模索した。自分の長所は何か。レギュラーを取るためには…。考えた末に、たぐいまれな長打力を生かすため、左足を上げる打法を25年型の基本フォームに決めた。

昨年手応えを得た打撃スタイルをベースに、長打力を伸ばしていく。牧からの助言の詳細は胸にとどめたが「バッティングは下半身と言われています」とだけ明かした。牧は「厳しい競争だと思うけどあの打力はなかなかない。自分よりも長打が打てるし勝負強いところもある」と活躍に太鼓判を押した。

プロ6年目。8月に24歳になる年男。大卒入団だと2年目にあたるシーズン。牧は大卒1年目から打率3割1分4厘をマーク。2年目には24本塁打、87打点。屈指の強打者として地位を築き、翌23年3月のWBCで世界一に輝いた。井上も「打ちたいです」と似たような活躍を理想に描く。

今年は左翼レギュラーの座を、前川や新外国人ヘルナンデスらと争う構図。「あまり人は気にしない。人は人。自分がやるべきことをやるだけです」。井上は、ターゲットを外野フェンスの向こう側に定めている。【柏原誠】

◆DeNA牧の24歳シーズン 22年にプロ2年目を迎えた牧は、出場した135試合ですべて先発4番を任され、セ・リーグを代表する強打者へと成長した。5月には打率3割2分9厘、8本塁打、25打点で自身2度目の月間MVPを受賞。球宴のファン投票でセ二塁手1位となり、初出場も果たした。シーズン計24本塁打は、球団初の新人からの2年連続20本塁打以上。87打点は阪神大山と並びセ2位の好成績で、初のベストナインに選ばれた。

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