中日から国内FAで日本ハムへ移籍した福谷浩司投手(34)が、12日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。ファンへ活躍を誓った。
「ファイターズファンの皆さまへ」というタイトルで動画を投稿。慶大から12年ドラフト1位で中日へ入団した右腕は「今、皆さんにここでお約束できることが実は2つあります。これは僕がドラゴンズでここ数年プレーする中でとても大切にしてきたことです」と、日本ハムファンへメッセージを送った。
プロ13年目の右腕は「まず一つ目はどんな役割だろうが、チームの勝利を最優先に考えるということです」と1つ目の約束を掲げた。
続けて「どの立場にいても自分ができること。これは2軍にいるから1軍の試合は関係ないということではなく、1軍で敗戦処理をしているから、自分が投げる試合は勝ちに関係ないというわけでもない。とにかく1軍が勝つことを大切にして、そのために自分の立場でできることは何だろうと考え続ける。そしてそのアクションをしていく。これは意識してきたことなので約束できます」と語った。
2つ目の約束については「球場に来ていただいたファンの方々と共に楽しんだり、ファンの皆さんにとっていい思い出になる、そんな1日にすることに全力を尽くすことです」と話した。
その意図を「中にはシーズンシートを買われて、ほぼ毎日のように応援来てくださるファンの方もいらっしゃると思うんですけれど、僕の周りには1年に1回、もしくは何年かに1回ようやく来られたとか、そういったファンの方も多くいらっしゃるんですね。僕らの中では143試合の中での1試合かもしれないですが、めったに来られないファンの方からすると、その1試合が本当に一生の中でも大きなものになると思いますし。もちろん試合だから勝った、負けたはあるんですけれど、僕は今プレーヤーとして、その人にとってその日がいい思い出になるように。『また来たいな』とか、『野球って楽しいな』って思ってもらえるように、自分ができることに全力を尽くす」と語り、ファンへ熱いメッセージを送った。