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【オリックス】復活期す山崎颯一郎、チャップマン流体幹トレ導入「勝手に球が速くなっていたら」


オリックスの山崎颯一郎投手は、メジャーリーグ歴代最速の球速を誇るチャプマン選手の体幹トレーニングを取り入れ、速球復活を目指しています。昨季はコンディション不良でわずか7試合に登板しましたが、23年には球団最速の160キロを記録するなど、速球が武器の右腕です。現在、同僚の宇田川選手と共に数種類の体幹トレーニングに挑戦中で、「チャプマン流トレ」を通じて球速と強さを取り戻すことを狙っています。山崎は、トレーニングの成果が自然と球速に現れることを期待しており、充実したオフを過ごしながら復調に努めています。

山崎颯一郎(2024年11月6日撮影)

オリックス山崎颯一郎投手(26)が「チャプマン流トレ」に好感触だ。昨秋の高知秋季キャンプ終了後、メジャー歴代最速105・8マイル(約170・3キロ)を誇るレッドソックス左腕チャプマンも取り入れる体幹トレを導入。同僚の宇田川と研究、実践を続けている。「めっちゃすごいですよ。やっていることがすごいというより、すごく丁寧にするんです。“流し”じゃなくて、あれくらいの選手でも丁寧にする。僕らみたいなぺーぺーはそれよりも意識してやらないと」。現在は数種類の体幹トレに挑戦中だという。

キャリアハイの53試合登板を果たした23年には当時の日本人球団最速となる160キロを計測した右腕。昨季はコンディション不良なども影響し、わずか7試合登板にとどまった。復活を期す今季、「チャプマン流トレ」から再びストレートの速さ、強さを取り戻したいところだ。「トレーニングをして勝手に(球速が)出れば理想ですけどね。勝手に球が速くなっていたら」とイメージ。妥協なきオフから自慢の剛速球を復調させる。【中島麗】

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