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【高校サッカー】流通経大柏が6大会ぶり決勝へ 10番柚木創が決勝点


流通経大柏高校が全国高校サッカー選手権の準決勝で東海大相模を1-0で下し、6大会ぶりの決勝進出を果たしました。試合は前半40分にMF和田哲平がPKを獲得し、MF柚木創がこれを成功させて先制点を挙げました。前半は苦戦したものの、後半は流れをつかみ、堅実な守備で相手を無失点に抑えました。次は13日の決勝で前橋育英と対戦し、過去の対戦での雪辱を目指します。

流通経大柏対東海大相模 前半、PKで先制ゴールを決め歓喜する柚木(左から2人目)ら流通経大柏イレブン(撮影・横山健太)

<全国高校サッカー選手権:流通経大柏1-0東海大相模>◇11日◇準決勝◇国立

流通経大柏(千葉)が初出場の東海大相模(神奈川)を破り、6大会ぶりの決勝に進んだ。

準々決勝までの3試合で15得点1失点と強さを発揮していた流通経大柏は、前半思うような試合を展開できなかった。

持ち味のプレスがハマらず、中盤のセカンドボール回収でも後手に回った。決定的なチャンスを作れないまま時計の針が進んだ。セットプレーから均衡を破った。

前半40分にロングスローからMF和田哲平(3年)がPKを獲得。10番を背負うMF柚木創(3年)が落ち着いてゴールネットを揺らし、先制に成功した。

後半はリズムをつかみ、チャンスを生み出したが、追加点は奪えなかった。ただ守備陣が集中力を切らさず、無失点に抑えて勝利を呼び込んだ。

13日の決勝で前橋育英(群馬)と対戦する。0-1で敗れた17年度のファイナルと同一カードで、借りを返す。

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