<全国高校サッカー選手権:流通経大柏1-0東海大相模>◇11日◇準決勝◇国立
流通経大柏(千葉)が初出場の東海大相模(神奈川)を破り、6大会ぶりの決勝に進んだ。
準々決勝までの3試合で15得点1失点と強さを発揮していた流通経大柏は、前半思うような試合を展開できなかった。
持ち味のプレスがハマらず、中盤のセカンドボール回収でも後手に回った。決定的なチャンスを作れないまま時計の針が進んだ。セットプレーから均衡を破った。
前半40分にロングスローからMF和田哲平(3年)がPKを獲得。10番を背負うMF柚木創(3年)が落ち着いてゴールネットを揺らし、先制に成功した。
後半はリズムをつかみ、チャンスを生み出したが、追加点は奪えなかった。ただ守備陣が集中力を切らさず、無失点に抑えて勝利を呼び込んだ。
13日の決勝で前橋育英(群馬)と対戦する。0-1で敗れた17年度のファイナルと同一カードで、借りを返す。