<第103回全国高校サッカー選手権:前橋育英3-1東福岡、流通経大柏-東海大相模>◇11日◇準決勝◇国立
本年度の高校日本一を争うセミファイナルが聖地国立で行われ、出場4チームのユニホームが話題になっている。
第1試合は「上州のタイガー軍団」前橋育英(群馬)が「赤い彗星(すいせい)」東福岡を3-1の逆転で破り、初優勝した2017年度以来2度目の決勝進出を遂げた。
第2試合は07年度以来の頂点をうかがう流通経大柏(千葉)と、初出場で4強の東海大相模(神奈川)が対戦。ファンの間で盛り上がっているのは“勝負着”の色合いだ。東海大相模も前橋育英と同じ黄と黒を基調としたストライプ柄。流通経大柏も、東福岡と同じ赤で上下統一されており、くしくも2試合とも「タイガー×赤」の対決となっていた。
SNSでは「デジャブ」「高校サッカー選手権の準決時が2試合続けてタイガー軍団と赤い彗星のユニフォーム対決になってる」「東海大相模もタイガー色なんだ、これユニフォーム色の組み合わせ前の試合と変わらないな(赤と黄色黒のストライプ)」「東海大相模が決勝行くとタイガーユニフォームダービーだな」などの投稿が相次いだ。
競馬の騎手を念頭に置いた「これで東海が勝てば決勝はユニフォームがタイガー対決もしくは社台ファーム対決か」との書き込みもあった。
仮に決勝がトラ柄の対峙(たいじ)となった場合、両雄は並び立てるのか。大会の競技会規程→(8)競技者の用具→<1>ユニホーム→b.によると「主審は、対戦するチームのユニフォームの色彩が類似しており判別しがたいと判断したときは、両チームの立ち会いのもとに、その試合において着用するユニフォームを決定する」とされている。
その場合は、続くC.の項に「主審は、両チームの各2組のユニフォームのうちから、シャツ、ショーツ及びソックスのそれぞれについて、判別しやすい組み合わせを決定することができる」と定められている。