阪神木浪聖也内野手(30)が10日、勝負強い25年を誓った。昨季は「恐怖の8番」として満塁打率4割7分1厘をマーク。一方で得点圏打率は23年の3割1分から昨季2割3分9厘と下降した。得点圏での一打を含め、打線をつなぐ役割は自身もこだわるポイントの1つだという。
「そこが本当に自分の役割だと思っていて。去年は勝ちに貢献する動きができなかった。終わってからいろいろ考えたし、そのための練習もずっとやってきたつもりです」
単独で自主トレを行うオフ。自身を追い込みながらも、故障防止を最優先にじっくり体を仕上げる算段だ。目指すのは23年の輝きではなく今まで以上の自分。「取り戻すとかというのは正直ない。超えるだけなので。現状以上の結果を残すためにしっかりやる」と力を込めた。
この日は「出たかった」というサンテレビの「熱血! タイガース党」に初出演した。