ブルージェイズが9日(日本時間10日)、ウラジーミル・ゲレロ内野手(25)と年俸調停を避け1年2850万ドル(約44億2000万円)で合意したと、カナダの専門テレビ局スポーツネットのシー・ダビディ記者ら複数の米メディアが伝えた。これは昨年にフアン・ソト外野手(メッツ)がヤンキースと結んだ3150万ドル、一昨年に大谷翔平投手(ドジャース)がエンゼルスと結んだ3000万ドルに次ぎ、年俸調停権を持つ選手の単年契約としては史上3番目の高額契約となる。
2019年にメジャーデビューしたゲレロは6年目の昨季、159試合に出場し打率3割2分3厘、30本塁打、103打点をマーク。4年連続オールスターに選出され、2度目のシルバースラッガー賞に輝いた。今季が最後の年俸調停権を持つシーズンとなり、シーズン終了後にFAとなる。