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【日本ハム】198cmドラ2藤田琉生「今は寝ることが一番」“自主練制限”でさらに大きく成長


日本ハムドラフト2位の藤田琉生投手は、新人合同自主トレにおいて運動量の制限に直面しています。練習や座学が主に午前中で終わり、午後はフリータイムとして過ごしていますが、藤田は自主練習を制限され、部屋でのんびり過ごすことを余儀なくされています。この制限設定は、過去の経験から自主練習のやりすぎがケガにつながることを防ぐために行われています。

2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレに参加した日本ハム藤田琉(撮影・木下大輔)

急がば回れ-。日本ハムドラフト2位の藤田琉生投手(18=東海大相模)が9日、プチ悩みを告白した。6日に入寮した千葉・鎌ケ谷の勇翔寮の自室で「なかなか時間をつぶせるものが、見つかっていない状況です」と吐露した。

8日から新人合同自主トレが始まったが、主な練習メニューは午前中に終了。午後は座学もあるが、終わればフリーの時間。そこで「体を動かすこと」が好きな198センチの長身左腕は自主練習をしたい気持ちを抑えて、部屋の中でじっと我慢している。なぜなら「新人は自主練が制限されて、できない状況」だからだ。

新人の1日の運動量を制限する理由は明確だ。木田GM代行は「体が元気だからと自主練習をやりすぎるとケガにつながる。体も鍛えないといけない中で休息を取る大事さも分かってもらうため」と説明した。

昨年までは自主練習をしすぎて故障し、春季キャンプから出遅れる選手もいた。今年から始まった、この時期の“自主練制限”は、大きく成長してもらう未来を見据えた取り組み。藤田琉も「今は寝ることが一番の楽しみ。自主練ができるようになったらやればいい」と意図を理解して自室で我慢。早く1軍戦力となるために、じっくり肉体をプロ仕様へ進化させていく。【木下大輔】

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