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【DeNA】“ゆるふわ”ドラ2篠木健太郎「近づけるよう」レジェンド先輩と同じ番号つけ背中追う


DeNAドラフト2位の篠木健太郎投手(法大出身)がプロ野球選手としてデビューを果たした。背番号30は、彼が尊敬する江川卓氏が巨人時代に背負っていた番号でもあり、法大の先輩である三浦銀二投手の後を継いでいる。篠木は、自身も「空振り、ファウルを取れるストレート」を持ち、江川氏に近づくための努力を続ける意志を語った。マウンド上では強気のスタイルだが、普段は柔らかい口調で知られ、同期入団の選手からも「ギャップが魅力的」と評されている。速球は157キロを誇り、その実力をプロの舞台で発揮することが期待されている。

記者に囲まれ笑顔を見せるDeNAドラフト2位の篠木(撮影・たえ見朱実)

“ギャップ萌え右腕”がレジェンド先輩の背中を追いかける。DeNAドラフト2位篠木健太郎投手(22=法大)が9日、新人合同自主トレ2日目に参加。背番号30のブルーのゼッケンを背負ってプロ野球選手として歩み始めた。

法大の大先輩の江川卓氏(69)が巨人時代につけていた番号で、前任者も法大の先輩だった三浦銀二投手(25)。「偉大な先輩方に少しでも近づけるように1日1日大切に頑張っていきたい。(江川氏は)空振り、ファウルを取れるストレートがある。僕も強いボールを投げたいと思ってますし、少しでも江川さんに近づけるように頑張りたい」と憧れを抱いた。

マウンド上では気迫と野性味あふれるスタイルだが普段はやや“ゆるふわ”な口調が特徴的。同期入団の新人仲間にもすでに二面性を見抜かれており、初対面では「話しかけられないやつかと思った」と身構えられたが、口調や優しそうな雰囲気からすっかり砕けた間柄になった。篠木は「今は(普通に)話せているので良かったなと思います」と柔らかな口調で笑った。ギャップが魅力の最速157キロ右腕が、プロの舞台で偉大なレジェンドばりの剛速球を見せつける。【小早川宗一郎】

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