ソフトバンク近藤健介外野手(31)が9日、鹿児島県南部に位置する離島の徳之島で自主トレを公開し、今季の「3大公約」を掲げた。
コンバートが決まった右翼守備で全試合出場、4年連続の打率3割・出塁率4割、OPS10割を目標に定めた。昨季は移籍2年目で初の首位打者やパ・リーグMVPを獲得。「投高打低」に抗う最強打者がリーグ2連覇と5年ぶり日本一へ導く。
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近藤が森田弘光天城町長(73)から感謝状を受け取った。8年連続で鹿児島徳之島の同町を拠点に自主トレ。昨年12月に天城町総合運動公園の室内練習場の人工芝が張り替えられたが、近藤がその全額を負担。費用は約1500万円で、ゆかりの地に恩返しをした。「環境もいいし、島の人たち全体で迎え入れてもらっている」。11日の練習からは「17LIVE」でライブ配信も行われる予定で「緊張します。変なことできないんで」と笑顔だった。