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【中日】「エグっ」ドラ1金丸夢斗がお化けカーブ披露、受けた2位吉田聖弥が驚嘆「消えた」


中日ドラゴンズのドラフト1位、金丸夢斗投手がナゴヤ球場で驚異のカーブを披露した。彼は独身寮に入寮した翌日に体力測定を行い、転居届けなどを区役所に提出。その後、同僚の吉田聖弥投手と共にキャッチボールを初体験。吉田はカーブが直球の軌道から大きく変化し、グラブですくえなかったことに驚愕。この“お化け”カーブに対して、金丸自身も手応えを感じたようだ。彼は昨年腰を痛めたが、順調に回復。最速154キロの直球とアマチュアNo.1の評価を背に、新たなステージに挑む。侍ジャパンでの経験が彼のカーブへの取り組みに影響を与え、プロレベルで通用する球を目指して努力している。彼は特にカーブが重要であるというアドバイスを受け、自身の技術を鍛えている。

中日金丸夢斗(2024年12月撮影)

中日ドラフト1位・金丸夢斗投手(21=関大)が“お化け”カーブを披露した。金丸ら新人はナゴヤ球場隣接の独身寮「昇竜館」入寮一夜明けの9日、体力測定を行い、区役所へ転居届けなどを提出。金丸は昼食前に同2位・吉田聖弥投手(22=西濃運輸)と屋内練習場で入寮後初のキャッチボールを行った。

「消えた! エグっ! 消えましたよね」。20メートル強の距離からのキャッチボールをしていた吉田が驚嘆の声を上げた。金丸が投じたカーブは、直球の軌道から大きく落ち、吉田のグラブをかすることなく、後方のネットに当たった。

入寮後初の自主練習に金丸も手応えを感じた。「体はほとんど万全なので、少しずつあげていこうかなと思います」。昨年5月に腰の骨挫傷を発症したが、順調な仕上がりをのぞかせた。

最速154キロの直球が武器。アマNO・1の肩書きを背負ってきた。「去年からカーブはめちゃくちゃ練習しているんで。プロに通用するようなカーブを投げることを意識している。上の世界はレベルが高くなる。先発投手は特に。カーブが大事っていう風にいろんな方にもアドバイスされた」。昨年3月に侍ジャパンに招集され、プロの投手らとも交流した経験がカーブへの意識を変えた。

イメージする球は「(ドジャース)山本由伸選手とか」。3年連続投手4冠の、日本が誇る右腕が操った魔球を追い求めていく。【伊東大介】

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