阪神木浪聖也内野手(30)が9日、甲子園室内で自主トレを公開した。1人で調整を続ける今オフ。「野球から離れるということはなかった」と日々を過ごしている。ジャージー姿で黙々と体を動かし、キャッチボールやティー打撃などを行った。
昨季は116試合に出場しながらも、打率を落とし2割1分4厘。現役時代にはともにプレーした経験もある藤川球児新監督(44)のもと、決意を持って臨む1年になる。
「やっぱり試合数は出たいですね。他人のことを考える余裕もないので。とにかく自分のことを考えて、『自分に勝つ』というのをテーマにして。最後は笑って終えられるように。そこに自分がいれるように。しっかりやっていきたい」
2月1日から始まる沖縄・宜野座キャンプに向けて、着々と体を仕上げていく。