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【DeNA】“ギャップ萌え右腕”ドラ2篠木健太郎、気迫マウンドとゆるふわ性格の二面性で魅了


DeNAドラフト2位の篠木健太郎投手が、新人合同自主トレで活気あふれる姿を見せた。彼は気迫あふれるピッチングスタイルで有名である一方、その柔らかい物腰から「ギャップ萌え右腕」としての側面も持つ。同期の新人仲間からも最初は身構えられたものの、親しみやすい性格が評判を呼び、関係性を築けている。篠木は157キロの速球を武器に先発ローテーション入りが期待されており、自身も「リーグ優勝に貢献したい」と意欲的。個々の目標よりもチームの勝利を第一に考える姿勢を示した。

記者に囲まれ笑顔を見せるDeNAドラフト2位の篠木(撮影・たえ見朱実)

“ギャップ萌え右腕”が充実の表情を浮かべた。DeNAドラフト2位篠木健太郎投手(22=法大)が9日、新人合同自主トレ2日目に参加。工事中の球団施設DOCKに隣接された横須賀スタジアムでキャッチボールやノック、ランニングなどで体を動かし「充実した1日を過ごせてると思います。ちょっとずつ強度も上がってくると思うので、しっかりケガなくやっていきたいです」と汗を拭った。

マウンド上ではほえたり感情をあらわにしたりと、気迫と野性味あふれるスタイルが魅力。自らも「一番は負けず嫌いなので、強気な気持ちを見せた投球が一番の売りだと思います」と胸を張るが、マウンドを離れるとやや“ゆるふわ”な物腰柔らかな口調が特徴的。昨年12月の新入団選手記者発表会の紹介動画では、法大での同僚から「かわいい」「二面性があってマウンドでの姿は野球限定なので他の姿も知っていただけたら」と紹介された。

同期入団の新人仲間にもすでに二面性を見抜かれる。初対面では「話しかけられないやつかと思った」と身構えられたが、口調や優しそうな雰囲気からすっかり砕けた関係性に。篠木は「今は話せているので良かったなと思います」とホッとした表情を浮かべた。

ポテンシャルの高い最速157キロ右腕で、先発ローテーション入りも期待される。「昨年、日本一になったチームでプレーできることが自分としても幸せ。リーグ優勝日本一を目指す上で自分もそこに少しでも貢献したいという思いだけで頑張っていきたいです」と数字の目標ではなく、チームの勝利への貢献を強調した。

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