左肩痛の影響が心配された広島ドラフト1位の佐々木泰内野手(22=青学大)は広島・廿日市市内の大野練習場で行われた新人合同自主トレ初日、フルメニューを消化した。
小雪が舞い散る中、ランニングなどで体を温めると、キャッチボールにノックなどを行った。昨年11月の神宮大会準々決勝で負傷した左肩は徐々に回復しており、手術をせずに調整していくことを決めている。「キャンプの入りからはしっかり全体に入ってできるように。しっかりこの期間を大事に使って、元に戻していきたい」。今後の新人合同自主トレでは、一部別メニューになることもあるという。
それでも初日からノック開始前には、全体に大きな声で開始の合図を発するなど青学大で主将を務めたリーダーシップを発揮した。「自分たちが一番上の学年になることで、この新人合同自主トレでは率先してやっていけたら」。万全の状態ではないものの、新人を引っ張っていく自覚を口にした。