ヤクルトの新人合同自主トレが8日、埼玉・戸田球場でスタートした。
高津臣吾監督(56)が練習前に訓示した。ルーキーの前に立ち「シーズンに向けていい時間であるように頑張ってください。皆さんは1年生でありますけど、毎年が勝負です。そして毎日が競争です。その競争に勝っていけるように」と呼びかけた。その上で3年ぶりリーグ制覇に向けて「今年の勝利、優勝に君たちの力が必要です。ぜひ戦力として、大きな力として、チームの一員として、勝利に貢献できるように頑張ってください」と期待を込めた。
初日はランニング、キャッチボール、ノックなど約1時間半、軽めのメニューで汗を流した。ドラフト1位の愛知工大・中村優斗投手(21)は「高津監督から話をいただき、身が引き締まった。まずはしっかり新人合同自主トレで体を作って、体力をしっかり向上させなから、けがだけはしないように」と話した。