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【巨人】吉川大幾コーチがトレーニング指導者資格取得、選手の存在と阿部監督の言葉励みに猛勉強


巨人の3軍内野守備兼走塁コーチ、吉川大幾氏(32)が、日本トレーニング指導者協会認定のトレーニング指導者(JATI-ATI)の資格を取得しました。この資格は、科学的根拠に基づく運動プログラムの作成と指導ができる専門家としての基礎を証明するものです。吉川氏は、選手指導において専門的な知識の重要性を感じ、コーチ業の傍らで勉強を続けました。これには、空いた時間を活用し、家族との時間を大切にしながらの努力がありました。選手たちとのコミュニケーションをより効果的にするための資格取得で、さらにその知識を活かし次はコーチングの資格取得も目指しています。

日本トレーニング指導者協会認定のトレーニング指導者(JATI-ATI)の資格を取得した巨人吉川3軍内野守備兼走塁コーチ

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巨人吉川大幾3軍内野守備兼走塁コーチ(32)が、昨年11月に日本トレーニング指導者協会認定のトレーニング指導者(JATI-ATI)の資格を取得した。科学的根拠に基づく適切な運動プログラムの作成と指導ができる専門家であることを証明し、トレーニング指導の専門家として活動するための基礎資格として位置づけられている。

「コーチとして選手を指導する中で専門的な知識を持って話ができれば、より伝わるかなと思いましたし、言葉にも説得力が増すと思った」

コーチ業に全力を注ぎながら、同5月から勉強を始めた。自宅では子どもが寝静まった夜に約2時間机に向かうのがルーティンで、遠征先の宿舎でも続けた。車での移動中には専門の用語などを流し、時間を有効活用。「一番は選手との時間なので、空いた時間を使って、コツコツやることを意識した」と話した。

「きついな…」と思った時、励みになったのは選手の存在と阿部監督の言葉だった。「普段、選手たちに『頑張れ』と言ってる以上、自分も頑張らないといけないなと。選手たちに挑戦してる姿を見せたいと思ったし、阿部監督もよく『迷ったらやれ』と言われてたので」。夢を描きながら、努力を重ねた日々は最高の結果で報われた。

現役時代、ドラフト2位で入団した中日から4年で戦力外通告を受け、巨人に移籍した。崖っぷちの状態から内、外野を守れる万能な守備、代走などで生きる道を見つけた。「PL学園、プロでもたくさんの経験をさせていただいたので、恩返しができればと思います」。次はコーチングの資格取得も視野に自らをアップデートしながら、選手を指導する。【久保賢吾】

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