日本ハムを戦力外の柿木蓮が現役引退を発表、大阪桐蔭「最強世代」のエースが24歳で球界を去る

11月14日、トライアウトで力投する柿木蓮

日本ハムを戦力外になった柿木蓮投手（24）が29日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。

柿木は中学時代、甲子園を3度制した大阪桐蔭時代、プロ入り後の写真をアップ。「約16年間の野球生活を終えました！　16年間野球をやらせてもらった両親、野球で関わった方、皆さんに感謝です。これからの事はまだ決まってないですが、これからも柿木蓮をよろしくお願いします！」とつづった。

柿木は大阪桐蔭3年時、エースナンバーを付けて甲子園春夏連覇。中日根尾、巨人横川、ロッテ藤原らと黄金時代を築いた。

18年ドラフト5位で日本ハムに入団したが、1軍登板は22年の4試合に終わった。同年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約。今オフに2度目の戦力外通告を受け、11月14日の12球団合同トライアウトに参加していたが、24歳での引退を決断した。