選手の市場価値ランキングでスペイン1部バルセロナのスペイン代表FWヤマル(17)が世界3位に飛躍したことをドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」が伝えた。
トランスファー・マーケットは27日、スペインリーグのクラブに所属する選手に関する最新の市場価値を発表した(※他の欧州5大リーグであるプレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエA、フランスリーグのクラブに所属する選手の市場価値はすでに今月発表済み)。
今夏の欧州選手権に優勝し、若手選手の個人賞を総なめにしたヤマルは2カ月半前の1億5000万ユーロ(約240億円)から市場価値を3000万ユーロ(約48億円)高め、1億8000万ユーロ(約288億円)で横ばいだったレアル・マドリードのイングランド代表FWベリンガムと肩を並べて世界3位となった。
その一方、フランス代表FWエムバペはRマドリード加入後のパフォーマンス低下が影響し、前回から2000万ユーロ(約32億円)減の1億6000万ユーロ(約256億円)で5位に転落した。
トップのRマドリードのブラジル代表FWビニシウスとマンチェスター・シティーのノルウェー代表FWハーランドは市場価値に変動なく、2億ユーロ(約320億円)でトップの座をキープしている。
日本人選手に目を向けると、これまでトップだったレアル・ソシエダードの久保は6月から1000万ユーロ(約16億円)減の4000万ユーロ(約64億円)で2位(全体で約40人と並ぶ154位)となった。その代わりに4500万ユーロ(約72億円)を維持したブライトンの三笘薫が首位(全体で多くの約30人と並ぶ123位)に立っている。
この2人にアーセナルの冨安健洋が3200万ユーロ(約51億2000万円)、バイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝が3000万ユーロ(約48億円)で続く。マジョルカに所属する浅野は250万ユーロ(約4億円)で日本人選手33位となっている。(高橋智行通信員)