アル・ナスル(サウジアラビア)のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(39)がバロンドールを逃したレアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウスについて、「受賞すべきだった」と選出されなかったことを非難した。
Cロナウドは27日にドバイで開催されたグローブ・サッカー・アワードに出席し、24年の最優秀中東選手賞および歴代最多得点選手賞を受賞した。その際、今回のアワードで最優秀選手賞と最優秀FW賞に選出されたレアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウスが10月に受賞できなかったバロンドールをめぐる論争について、次のように私見を述べた。
「ビニシウスがバロンドールを受賞すべきだった。ロドリも受賞に値したが、ビニシウスは欧州チャンピオンズリーグで優勝し、決勝でゴールも決めた。僕にとって他のことは重要ではない。誰かがその賞するのに値するなら、フェアな勝者に選ぶべきだ。僕の意見として、あれはアンフェアなものだったと言えるだろう」
また、ロナウドは自身の引退後のキャリアについても言及。「監督になることはないだろう。会長にもならないと思うが、クラブのオーナーにはなるかもしれない。でもそれは常にその瞬間、その時、訪れた機会次第だ」と、将来的にどこかのチームを率いるつもりがないことを明かした。(高橋智行通信員)