阪神が新たな育成外国人として、スタンリー・コンスエグラ外野手(24)と契約合意したことが27日、明らかになった。
嶌村球団本部長が西宮市内の球団事務所で取材に応じ、12月にドミニカ共和国で実施したトライアウトで獲得に至ったと説明。「8月はアルナエスという内野手をとったので、外野手に重きを置きながら。スイングスピードが非常に早い、長打力というのが一番の魅力です」と話した。
阪神は今年1月にドミニカ共和国で大規模なトライアウトを初めて実施し、マルティネスとベタンセスの両右腕と育成契約を結んだ。8月はパナマで内野手のアルナエスを獲得しており、コンスエグラは4人目の入団。嶌村本部長は「24歳ということであと数年積んでどう出るか」と期待した。
◆スランリー・コンスエグラ 2000年9月24日生まれ、ドミニカ共和国出身。18年にメッツ傘下でデビュー。今季は米国キャリア最高の2Aに昇格し、同傘下ビンガムトンで60試合出場、打率2割2分8厘、7本塁打、31打点。190センチ、93キロ、右投げ右打ち。