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【広島】益田武尚、自ら手配した施設で"投げ納め"「いい感覚も出てきた」広島トレ打ち上げ


広島の益田武尚投手(26歳)は、チームの秋季キャンプ終了後、下半身の強化に力を入れてきました。今月中旬からはほぼ毎日、手配した練習施設での傾斜を使った投球に取り組み、自身のトレーニングを締めくくりました。去年、横手投げにフォームを変えた益田選手は、今シーズン開幕から1軍に入りましたが、わずか10試合の登板に終わりました。彼は土台となる下半身の強化を図るため、積極的にウエートトレーニングを行っています。来年2月からブルペンに入る準備をしつつ、フォーム安定のためにこのオフシーズンを勝負のシーズンと位置づけ、新たな投球感覚を模索しています。

広島益田武尚(2024年4月30日撮影)

広島益田武尚投手(26)が27日、広島県内の練習施設で“投げ納め”した。秋季キャンプ終了後からは下半身の強化に重点を置き、今月中旬からは、ほぼ毎日投げてきた。自ら手配した施設で傾斜を使った投球練習で広島での年内練習を打ち上げた。

「いい感覚も出てきたので、傾斜を使った感覚を知って終わりたかった。取り組んできた強化が投球につながっていく感覚はある」

1年目を終えた昨オフ、横手投げにフォームを変更した。今季は初めて開幕1軍入りを果たすも10試合の登板に終わった。昨季を上回る登板数も、フォーム安定への課題は多い。まずひとつは土台となる下半身の強化。プロ入りまで積極的ではなかったウエートトレーニングに力を入れる。「まずはエンジンを大きくしようかなと。体を強くしつつ、2月1日からブルペンに入れるようにしたい」。土台の強化とともに、投げながらフォームを体にたたき込む。この日、傾斜からの投球で得た収穫と課題を胸に、年明けは元日から投げ始める。「僕に“明けましておめでとう”はいらない。投げながら感覚をつかみたい」。フォーム変更2年目の来季を勝負のシーズンと位置づける。

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