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レッドソックス、マリナーズとのトレード交渉で吉田正尚の名前浮上も成立せず MLBサイト報道


MLB公式サイトによると、レッドソックスとマリナーズの間で、吉田正尚外野手を含むトレード交渉が行われていたという。レッドソックスは先発投手補強を目指し、マリナーズのルイス・カスティーヨ投手を求めたが、マリナーズからはトリストン・カサスとの交換条件が示された。レッドソックス側は、吉田の放出も含めて条件に応じようとしたが、交渉はまとまらなかった。その結果、レッドソックスはドジャースからのFA選手、ウォーカー・ビューラーを獲得した。吉田のトレードが今後も議論される可能性があるが、契約期間がまだ3年残っており、成立するのは難しいと見られている。

レッドソックス吉田正尚(2024年7月撮影)

レッドソックスがマリナーズとのトレード交渉の中で吉田正尚外野手(31)の名前が浮上していたと、MLB公式サイトが26日付の記事で伝えた。

レッドソックスは今オフ、先発投手の獲得に動いており、マリナーズの先発右腕ルイス・カスティーヨ(29)のトレードを打診したという。記事は事情通の話として、マリナーズはカスティーヨとの交換としてメジャー3年で通算42本塁打のトリストン・カサス内野手(24)を要求。「レッドソックス側はそれに対し、ヨシダを一緒に引き受けてくれなければ、それには応じないと伝えた」という。

結局このトレード話は成立せず、レッドソックスは代わりにドジャースからFAとなっていた先発右腕ウォーカー・ビューラー(30)を獲得した。

吉田はメジャー2年目の今季108試合に出場し打率2割8分、10本塁打、56打点。今オフはトレードの可能性もあることが伝えられているが、契約の残りが3年総額5580万ドル(約86億5000万円)と多額であるため、難航するとみられている。

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