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【ラストゲーム】元ロッテ、ヤクルトの成田翔がピンチ切り抜ける 現在は全川崎クラブでプレー


元ロッテ・ヤクルトの成田翔投手(26)が、"ザ・ラストゲーム"で見事に無失点のピッチングを披露しました。4回表、無死一塁の状況から登板し、続けて無死満塁のピンチを招くものの、見事なピッチングで三者凡退に抑えました。成田はヤクルトから戦力外通告を受け、その後12球団トライアウトに参加しましたが、NPBからのオファーがなく、現在は全川崎クラブでプレーしています。この試合は、彼がプロ野球選手として新たな道を切り開くための大きな舞台となりました。成田は試合後、家族や周囲の支援に感謝の言葉を述べ、プロでの8年間を振り返りました。彼のプロ野球人生はドラフト3位でロッテに指名され、ロッテとヤクルトで通算18試合に出場したことに象徴されています。

EAST HOPE対WEST DREAMS 4回裏WEST無死一塁、EAST5番手で登板する成田(撮影・森本幸一)

<ザ・ラストゲーム:EAST HOPES-WEST DREAMS>◇24日◇バンテリンドーム

ロッテとヤクルトでプレーした成田翔投手(26=全川崎クラブ)が、ピンチを切り抜けファンを沸かせた。

3-4の4回無死一塁から登板すると、1番の元中日平田に右前打、無死一、二塁から元阪神、日本ハムの江越の投ゴロで二塁経由の併殺を狙ったが悪送球となり、無死満塁とピンチを広げた。だが元阪神、西武の陽川を三ゴロで本塁封殺、元オリックスT-岡田を二ゴロ併殺に打ち取って、大ピンチを無失点で切り抜けた。

昨オフにヤクルトから戦力外通告。12球団トライアウトに参加したが、NPBからのオファーはなく、全川崎クラブでのプレーを決断した。「緊張しました。家族全員に感謝したい。8年間プロで野球をやらせて頂きありがとうございました」と感謝を口にした。

秋田商時代、15年夏の甲子園で8強入り。同年ドラフト3位指名でロッテに入団した。ロッテでは通算15試合の登板にとどまり、22年12月に現役ドラフトでヤクルトへ移籍。移籍1年目の23年に3登板で戦力外通告を受けた。

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