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巨人入り田中将大はセ・リーグ向き?宮本慎也氏が重ねた今季7勝右腕に上原浩治氏も賛同


宮本慎也氏と上原浩治氏が公式YouTube「解体慎書」で対談し、楽天から巨人へ移籍する田中将大投手の活躍の可能性について語り合いました。上原氏は田中選手のコントロールの良さを評価し、セ・リーグでの成功の可能性を指摘。宮本氏も同意し、セ・リーグはコントロールピッチャーが勝ちやすい環境であるとしています。また、田中選手の投球スタイルがセ・リーグ向きである可能性を示唆し、オリックスから移籍した九里選手と比較。菅野智之投手がオリオールズへ移籍するため、田中選手が巨人のピッチングの精神的支柱として活躍できる可能性にも言及しました。両者とも、田中選手の経験と実績を高評価しつつ、今季の成績への期待も示しました。

宮本慎也氏(2023年2月撮影)

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体慎書」を更新し、巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)と対談。楽天を自由契約になり、巨人入りすることが決まった田中将大投手(36)が活躍する可能性などを語り合った。

上原氏は「コントロールいいので、あと右バッターにシュート系、ツーシーム系を投げられるので。スライダーはもともといいピッチャーですし。(ストライクゾーンの)左右で使えるじゃないですか。そこがうまいこといけば僕は大丈夫じゃないかと思います」と解説した。

宮本氏は「意外とセ・リーグに向くかもしれないですね」と分析。上原氏は「そうですね。パ・リーグはパワーピッチャーのイメージがあるので、そう考えるとセ・リーグはコントロールピッチャーが多いですから。そういう意味ではセ・リーグの方が勝てる可能性は高いんじゃないかと思います」と賛同した。

宮本氏は今季7勝10敗、防御率3・21で、広島からオリックスに移籍した右腕に姿を重ねた。

「イメージでいうと、重ねるとしたら九里とか。シュートピッチャーで曲がり球あって、落ち球もある。九里も十分できてたんで、結構できるんじゃないかな」

上原氏は「対ジャイアンツ以外になると、そんなに長打が出るチームがセ・リーグはイメージがないので。バンテリンドーム、甲子園とか広い球場となれば、結構チャンスはあるんじゃないかと思うんですけど」とセ・リーグ向きの要因を語った。宮本氏は「あとはユニホームが似合うかどうか…」と笑った。

今季15勝を挙げた菅野智之投手はオリオールズへの移籍が決まった。

上原氏は「菅野が抜けるので、ピッチャーの精神的なハシラとしていけるんじゃないですか。実績とか経験は文句なしですから。さすがに成績で15勝というのは厳しいと思いますけど」と期待し、宮本氏は「ある程度ローテーションに入って回ってくれたら、7つ8つぐらい勝てないかな。うまくいってね、と思いますね」。上原氏も「可能性はあります」と賛同した。

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