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【ソフトバンク】古巣日本ハムとの争奪戦制し上沢直之獲得4年10億円「先発補強テーマ」三笠GM


ソフトバンクは、米大リーグのレッドソックス傘下3Aウースターからフリーエージェントとなった上沢直之投手(30)を4年総額10億円プラス出来高払いで獲得しました。背番号は10に決まり、入団会見は26日に行われます。上沢は日本ハム時代にNPB通算70勝を記録し、先発陣への重要な補強とされています。今シーズン、契約を行使しロッテに移籍した石川に代わり、先発の一角を担うことが期待されています。三笠GMは、先発投手の補強が今オフのテーマであり、上沢の獲得を喜んでいるとコメントしました。元々、上沢は昨年オフにポスティングシステムでメジャーリーグに挑戦しましたが、メジャーでの出場は2試合に留まり、再び日本球界に戻ることになりました。

上沢直之(2024年2月撮影)

ソフトバンクは18日、米大リーグのレッドソックス傘下3Aウースターからフリーエージェントとなった上沢直之投手(30)の獲得を発表した。背番号は10に決定。26日に入団会見を行う。三笠取締役GMがみずほペイペイドーム内で取材に応じ「先発ピッチャーを補強していくのが今年のオフのテーマでもありました。彼みたいな実績のある素晴らしいピッチャーを獲得できてうれしく思います」と語った。4年総額10億円プラス出来高払いの大型契約を提示し、古巣・日本ハムとの争奪戦を制した。

今季7勝の石川はFA権を行使し、ロッテへの移籍が決まった。先発陣の補強は今オフの最優先課題で、日本ハム時代にNPB通算70勝をマークした右腕に白羽の矢を立てていた。現時点で来季の開幕ローテーションは有原、モイネロ、スチュワートが当確。残りの枠は未定で、実績十分な上沢の加入によって先発陣の層に厚みが増す。

上沢は昨オフに日本ハムからポスティングシステムを利用し、米球界に挑戦。レイズとマイナー契約し、5月にレッドソックスへ移籍した。だがメジャー登板は2試合にとどまり、わずか1年での日本球界復帰となった。

○…FA権を行使した甲斐が巨人移籍を決断し、石川との主力ダブル流出の衝撃から一夜明け、三笠取締役GMは今後の補強について「今後(の補強)は、今後にならないと分からない」と話すにとどめた。先発の一角だった石川はロッテに移籍したが、NPB通算70勝の上沢の獲得をこの日発表。「(上沢の獲得は)大きな成果として出せたかなというふうに思っています」とプラス要素を強調した。

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