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【新潟】樹森大介新監督「これまで築き上げたスタイル継承し、さらに成長」来季への決意表明


アルビレックス新潟は2024年シーズンからの新監督に樹森大介氏を迎えると発表した。樹森氏はこれまでJ2水戸でコーチを務め、今季は主に攻撃面を担当した。彼はJリーグの監督ライセンス取得の一環として新潟で研修を受けた経験がある。また、現役時代はドリブラーとして活躍し、監督転向後も水戸のユースチームを長期間指導してきた。新潟はJ1でのポゼッションスタイルを維持しつつ、16位からの再起を目指しており、樹森氏の新たな指揮のもとでの巻き返しが期待される。

樹森大介氏

J1アルビレックス新潟は18日、来季新監督に今季までJ2水戸でコーチを務めた樹森(きもり)大介氏(47)が就任すると正式発表した。

新潟に深い縁はないが、チームが堅守速攻からポゼッションスタイルにかじを切った20年、Jリーグの監督に必要なS級ライセンス取得のカリキュラムの一環で、約1週間、研修を受けていた。新指揮官はクラブを通して決意を示した。

「日頃から影響を受け、また参考にしていたクラブから、高い評価と共に熱いオファーをいただけたことは、心が震えるほどであり、人生最大級のできごとでした。クラブの想いを受け止め理解し、大きな覚悟を持って、新潟で指揮を執らせていただくことを決断いたしました」

現役時代はドリブラーで、前橋商、専大を経て00年に当時J2の湘南に入団。その後は水戸、J2ザスパ草津(現群馬)でプレーした。06~08年は社会人チームのtonan前橋に所属しながら母校の前橋商を指導。水戸に戻った12年からは11年間に渡りユースの監督(15年7月~16年1月はトップチームコーチ兼任)を務め、23年に同トップチームコーチに着任。今季は主に攻撃面を担当した。

新潟は堅守速攻がトレンドとなるリーグの中で、GKから丁寧にパスをつないで前進するスタイルを貫く。J1復帰3季目となる来季も独自路線を継承するのか。

「これまで築き上げた新潟のスタイルを継承し、さらに成長させていきます」

今季16位からの巻き返しに向け、新潟はアルベル氏(56=20、21年)、松橋力蔵前監督(56=22~24年)に続き、新たにプロの監督業をスタートさせる新指揮官にチームを託すことにした。

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