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【阪神】漆原大晟が燕市スポーツ大使に就任 「夢や希望を与えられるスポーツ選手に」


燕市出身の阪神漆原大晟投手が「燕市スポーツ大使」に任命されました。市長から「燕市のPRに繋がる活躍を」と期待され、漆原投手は「夢と希望を与えられる選手になりたい」と語りました。昨年オリックスから阪神へ移籍し、38試合に登板して1勝4敗5ホールドの成績を残した彼は、環境の変化をポジティブに捉え、「移籍が良かったと思えるようにしたい」と意欲を見せています。また、阪神の同僚で新潟出身の桐敷拓馬投手が最優秀中継ぎ投手となったことにも言及し、来季は共に勝利の方程式を築くことを目指しています。

燕市スポーツ大使任命式で写真に納まる阪神漆原(右)と鈴木市長

阪神漆原大晟投手(28)が17日、新潟・燕市役所で行われた「燕市スポーツ大使任命式」に出席した。

同市出身のプロ野球選手は、元ソフトバンク投手の星野順治氏(50=現ソフトバンク投手コーディーネーター)に続いて2人目。鈴木力市長(64)から「活躍してもらうことが燕市のPRにもなる」と激励を受け、右腕は「野球人口も減ってきていますし、僕も小さい時には星野順治さんから夢や希望をいただいていたので、これからの世代に少しでも夢や希望を与えられるスポーツ選手になれれば」と決意を込めた。

昨オフに現役ドラフトでオリックスから阪神へ移籍。「ウルシ」の愛称で親しまれ、開幕1軍入りを果たすと、キャリアハイの38試合に登板し、1勝4敗5ホールド、防御率3・89。勝ちパターンも任された。「環境が変わることでその先が変わっている選手も多いですし、本当にチャンスはいただけると思うので。僕自身、最後の方はもがきましたけど、いい1年だった。来シーズンも継続して投げて、移籍があってよかったと後々思えたらいいなと思っている」と振り返った。

また、今季阪神では新潟医療福祉大の後輩でもある「キリ」こと桐敷拓馬投手(25)が、最優秀中継ぎ投手を獲得した。「今季も何度かリレーしましたけど、僕としては、桐敷たちにつなぐという思いで今シーズンやってきた。来年はどうなるか分かりませんけど、任されたところでしっかり抑えられるよう頑張りたい」。来季は「ウルシ」と「キリ」で、勝利の方程式も狙っていく。

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