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佐々木朗希似フォームの法大1年生は憧れの人と同じように小学生と目線を合わせてほほ笑みかけた


法大の菅井颯投手(1年)は、大学グラウンドの開放イベントで、地元の子どもたちと交流し、特に小1の少年との心温まる時間を過ごしました。少年が疲れていたことから彼を気遣い、二人で人工芝に腰を下ろし、目線を合わせて会話しました。少年は、野球があまり好きではなく、ボールを怖がっていることを告白しましたが、菅井投手と話すうちに少しずつ笑顔が生まれ、最後には「また来年も来るね」と約束しました。菅井投手はこの経験に感動し、次世代に何かを伝えたいという思いを新たにしました。

グラウンド開放イベントで子どもと2人、地べたで語り合う法大・菅井(撮影・金子真仁)

<We love Baseball>

法大・菅井颯投手(1年=日大山形)は小1の少年と一緒に、人工芝に腰を下ろすことにした。

「あの子、疲れてたんで。体を動かすよりも座った方がいいかなって」

東京6大学野球連盟の社会連携アクション「野球部グランドで選手たちと遊ぼう!」が14日に開催され、神奈川・川崎市の法大グラウンドでも子どもたちがところ狭しと駆け回った。

最後30分の自由時間。菅井は大学生5人と小学生5人のサッカーの輪にいたが、うち1人が輪を外れた。寄り添った。

「ちょっとシャイで、大勢で話すのが苦手な子かなと思ったので2人で。最初はあんまりしゃべってくれなかったんですけど…」

あぐらをかいて、目線を合わせる。10歳下の弟がいる。“攻略法”はなんとなく分かる。

学校の授業、難しい。野球はあんまり好きじゃない。ボールが怖いから。バレーとかバスケは大きいからやりやすい。お父さんが法政の野球部を応援してる-。ゆっくりとなじむ。大学1年生と小学1年生、2人だけの時間。少しずつ笑顔が生まれる。

最後に少年が「楽しかったから、また来年も来るね」と言ってくれた。菅井はゾクッとした。「めっちゃうれしかったです」。

高校時代、米大リーグに挑戦する佐々木朗希投手(23)のように左足を高く上げるフォームで甲子園にも出場した。「今年はあまり上げなかったんですけど、体もできてきて、もう1回上げてみようかなと」。くしくも憧れの人も子どもが好きで、同じ高さに目線を合わせて話す人。次世代に何かを伝えたい-。思いは同じだ。【金子真仁】

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