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【巨人】36歳になった坂本勇人、再起誓う「優勝、日本一を本気になって」老け込むのはまだ早い


巨人の坂本勇人選手はホノルルで36回目の誕生日を迎え、優勝旅行を楽しんでいた。約18年間プロ野球を続けてきた坂本選手は、今年のリーグ優勝に喜びを表しつつも、個人的には打率が自己ワーストの.238で、今シーズンの成績に満足していなかったと語る。しかし、来年のプロ19年目での再起を誓い、より良い成績を目指す決意を新たにした。このオフシーズンの休息を次のシーズンへの準備に充て、チームと共に連覇と日本一を目指す意欲を示している。坂本選手はポジションが確約されていない中、「まだまだやれる」と前向きに挑戦を続ける意欲を語った。

バースデーケーキを前に笑顔を見せる巨人坂本(撮影・為田聡史)

【ホノルル(米ハワイ)13日(日本時間14日)=為田聡史】#坂本勇人はなぜ神なのか SNS上でハッシュタグが散見される。巨人坂本勇人内野手が36回目の誕生日を迎えた。18歳でプロ入りし、18年がたった。南国の強い日差しを浴びながら「あんまり長くは感じてないけど、あらためてそんなに長くやってるんだなとは思います」としみじみ言った。

4年ぶりにリーグ優勝を成し遂げ、20年はコロナ禍で中止となったため、5年ぶりの優勝旅行で英気を養った。連日、若手とのゴルフでリラックスした時間を過ごし「若い子も楽しんでいるし、優勝旅行はやっぱりいいですね」と現地で最高の誕生日を迎えた。

2月1日のキャンプイン時、宮崎・青島神社を参拝し、絵馬に「阿部さんを男にする」と記した。最大の願いは成就するも、坂本個人としては打率が自己ワーストの2割3分8厘にとどまるなど、苦しくて、悔しいシーズンだった。「本当にキャリアの中で一番良くなかった。全然ダメでやっぱり野球って難しいんやなって感じた。自分が苦しんだ分、チームが勝てなかったら自分のせいだなっていう部分があった」と振り返った。

プロ19年目は再起を絶対に果たし、“聖域”を揺るがないものにする。「ポジションも確約されていないだろうけど、まだまだやれると思ってやる」と短い言葉に決意を込めた。つかの間の休息は起死回生への助走にする。「連覇って難しい。今年は優勝したけど、チームのみんなが『このオフ、もっとやるんだ』と思ってやらないといけない。優勝、日本一を本気になって目指したい」と坂本。老け込むのはまだまだ早い。

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