県内スポーツチームの選手有志でつくる「One Shizuoka Project」は14日、静岡市内の静岡大グラウンドで「SPORTS FESTIVAL」と題したサッカー教室を開催した。今季限りで現役を引退する磐田MF山田大記(35)や同クラブを契約満了となったDF小川大貴(33)ら選手10人が講師となり、小学1年~中学3年の男女約100人を対象に助言を送った。
静岡大の生徒らと一緒に約1カ月前から準備してきた今回。ドリブルやパス、シュートなどの基本を行った後にミニゲームで汗を流した。20年5月、コロナ禍を契機に子供たちの支援を目的として発足した同プロジェクトで、小川は「大学生たちの力も借りて、継続して開催できていることをうれしく思う。子供たちも毎回、楽しかったと笑顔を見せてくれている。このプロジェクトの意義を果たせているのかなと思う」と実感していた。【前田和哉】