楽天小郷裕哉外野手(28)が、南国で「チームOGOH」を結成する。今オフの自主トレは沖縄・久米島で実施。今季、12球団唯一の全試合フルイニング出場を果たした背番号51は「久米島で去年、リハビリしてて、環境もいいですし、銀次さんが前までやってたんですけど、そこを引き継ぐみたいな感じになるんで。今年からお世話になろうと思う」と力を込めた。
自主トレには立正大で同期の伊藤裕季也内野手(28)、後輩の中島大輔外野手(23)も参加する。これまではついて行く立場だったが、今回は主宰する側に回る。「自分が1番上でやるんで、手配とかいろいろ今までやってなかったので、ありがたいなと思いますし、でも好きなことをできるんで、そこは自分のプランとかをしっかり立てて」。スイング量や走り込みの量にもこだわるつもりだ。
外野のレギュラーを争う中島も同行する。「中島は1年目からしっかり活躍してたので、より一層、切磋琢磨(せっさたくま)して。教えられることは教えますけど、教えたらいろいろ自分も思い出したり、自分の向上にも絶対つながる。そういう意味でもほんと2人でレベルアップできたら」。後輩を引き上げつつ、自身の成長も目指す。