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【センバツ】3度目の正直なるか…釧路江南が21世紀枠候補「選ばれたという自覚を」宍戸瑛太主将


釧路江南高校の野球部が、来春のセンバツで21世紀枠の推薦校に選ばれました。選出は2006年と2007年に続いて3回目です。今年の北海道大会では8強に進出し、過去のセンバツ出場校・北海との接戦も経験しました。冬の厳しい寒さの中、コーチらは早朝から雪をかき、グラウンド整備を行い、選手たちはスパイクを履いて実戦的な練習を重ねています。主将の宍戸瑛太選手は、過去に21世紀枠で出場した別海からの出身で、来春のセンバツに向けて意気込みを語りました。

釧路江南ナインは、21世紀枠候補に選出され、笑顔でガッツポーズ(撮影・中島洋尚)

来春センバツの21世紀枠地区推薦校9校が13日、日本高野連から発表された。北海道からは、今秋の北海道大会で8強まで進出した釧路江南が06、07年に続く3度目の選出。来年1月24日の選考会で出場2校に選ばれると、センバツは初、夏を含めると5度目の甲子園出場となる。

3年ぶりに出場した北海道大会では、昨年のセンバツ出場校で、今秋も準優勝の北海を相手に0-1の接戦を演じた。13日も明け方にマイナス12度まで下がるなど、冬場は氷点下10度を下回る日も多いが、指導者が練習前に積雪と土を約1~2時間かけてかくはん。凍えるような寒さの中でもグラウンド上でスパイクをはいて実戦練習を行うことで、実力をつけた。

主将の宍戸瑛太内野手(2年)は別海町出身。今春のセンバツ甲子園に21世紀枠で出場した別海には、同期で中学時代まで一緒にプレーした選手もいる。「率直にうれしい。選ばれたという自覚をしっかり持って、1人1人が自分自身に厳しく、チーム全体としてレベルアップしたい」と来春を見据えた。

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