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「赤プリ」跡地のビル売却益は西武球団にも恩恵 4000億円で本拠地ベルーナドーム設備投資へ


株式会社西武ホールディングスは、赤坂プリンスホテル跡地に建てられた「東京ガーデンテラス紀尾井町」を約4000億円で売却することを発表しました。この売却益の一部は、西武球団である埼玉西武ライオンズの強化に充てられる予定です。具体的には、本拠地であるベルーナドームの環境改善が検討されています。ドームでは、夏の暑さや冬の寒さが課題となっており、選手や観客からも不満の声が挙がっています。今回の設備投資がこれらの環境面の改善に寄与し、観客動員数の増加を図ることが期待されています。球団関係者も、投資が観客増加に貢献すると期待を示しています。

赤坂プリンスホテル(2004年12月7日撮影)

「赤プリ」跡地のビル売却益は、西武球団にも恩恵をもたらす。

親会社の株式会社西武ホールディングス(HD)が12日、東京・千代田区の複合商業ビル「東京ガーデンテラス紀尾井町」を約4000億円で米投資会社ブラックストーンに売却すると発表。同社の発表資料によると、売却益の一部が「埼玉西武ライオンズ強化のための環境改善(観客動員数の増加にともなう売上増)」へ投資されると明記された。

具体的なことは今後話し合われる見通しだが、活用策として挙がっているのがかねて懸案となっている本拠地ベルーナドームの環境改善だ。冬場は吹きさらしで寒さが増し、夏は熱気がこもり尋常ではない暑さになる。現役選手たちからも不満の声がある中で、今回の設備投資が課題解決への布石となる期待が高まっている。球団関係者は「(今回の設備投資は)観客増に貢献する投資をするということです。お客様がいっぱい来てもらえるように、暑さや寒さの環境面とかに充てられる」と投資例を紹介した。

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