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【西武】平良海馬、2度目の契約更改でサイン「来年は中継ぎでやります」と宣言


西武の平良海馬投手は、2度目の契約更改交渉で中継ぎとして来季を迎える契約にサインしました。埼玉県所沢市にある球団事務所での交渉で、球団から良好な条件、特にインセンティブが提示されたため、平良はサインに同意しました。平良選手は当初先発を希望していましたが、球団は中継ぎとしての起用を要望し、交渉は難航していました。しかし、今季中に起きた右肘の張りと肉離れによる戦線離脱を経て、復帰後の中継ぎ起用に妥協しました。平良選手は今季も先発で好成績を出しており、クオリティー・スタート(QS)を複数回達成するなど、チームへの貢献度の高さを示しました。

西武平良海馬(2024年撮影)

西武平良海馬投手(25)が13日、2度目の契約更改交渉でサインした。埼玉・所沢の球団事務所で臨み「結論は来年は中継ぎでやります。ざっくり言うと、条件が良かったです。金額も含めてインセンティブもかなりつけてくれたので、球団側からのそれだけやってほしいというのも伝わった」と話した。

1度目の交渉では来季先発を希望する平良と中継ぎを要望する球団との間で折り合いが付かず。「先発の方がチームに貢献できますし、それで中継ぎに戻るのはどうかなと思って」と契約を保留していたが、この日の交渉で妥協点に行き着き、契約にこぎ着けた。

平良は今季も23年に続いて先発としてスタート。開幕してからの5試合中、4試合でクオリティー・スタート(QS=6回以上で自責3以内)を達成。QSに満たなかった4月2日オリックス戦は5回2/3を無失点だった。ところが、5月9日に右肘の張りで出場選手登録を抹消。その後に右腕浅指屈筋の肉離れと診断され、3カ月戦線を離脱。復帰後は中継ぎとしてブルペンに回っていた。

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