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Rソシエダード・アルグアシル監督「このチームは完全に成長している」公式戦5連勝に手応え


Rソシエダードは、ホームでのUEFAヨーロッパリーグ第6節でディナモ・キーウを3-0で下し、好調を維持しました。日本代表の久保建英選手が右サイドで先発し、1アシストを記録し勝利に貢献しました。試合は19分にオヤルサバルのゴールで先制し、その後24分に久保のアシストからベッカーが追加点を決める順調な展開に。33分には再びオヤルサバルがゴールを決めて、優位に進めました。後半は守備陣が無失点で相手を抑え、3-0で勝利を収めました。アルグアシル監督は結果に満足しつつ、「バランスを保ち、常に集中する必要がある」と強調し、特にチームの成長を評価しています。Rソシエダードは2連勝で勝ち点を10に伸ばし、トップ8進出の可能性を高めています。

Rソシエダードのアルグアシル監督(ロイター)

<UEFA(欧州)リーグ:Rソシエダード3-0ディナモ・キーウ>◇12日◇1次リーグ第6節◇レアレ・アレーナ

【サンセバスチャン=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(23)の所属するRソシエダード(スペイン)は、ホームでディナモ・キーウ(ウクライナ)に3-0で快勝した。定位置の右サイドで先発した久保は1アシストを記録し、勝ち点3獲得に貢献した。

前半19分にエールFWオヤルサバルの得点で先制すると、同24分に久保のアシストからベッカーが加点。同33分には再びオヤルサバルが決めてリードを広げた。後半、守備陣が無失点に抑えて、3点差を保ち、危なげなく勝利を収めた。

アルグアシル監督は「我々はまだベストのレベルには程遠いが、このチームは完全に成長している。結果が出たからといって胸を張ることはできないし、結果が出ていない時も頭を抱えることはなかった。良い時も悪い時も冷静になり、バランスを保たなければいけない」と話した。

2連勝で勝ち点10に伸ばし、次のラウンドに進めるトップ8入りも視野に入ってきた。「我々は自分たちのことに集中し続ける必要がある。相手がチャンスをあまり与えてくれないこと、そして自分たちがゴールを決める時、より多くのゴールを奪うことに集中しなければいけない」。繰り返し「集中」を強調した。

シーズン序盤は苦戦することも多かったが、直近公式戦5連勝を達成するなど、好調を維持している。「チームは連勝が始まる前からすでにとても良いパフォーマンスを発揮していたが、出だしは最悪だった。その理由を言うつもりはないが、チームはより多くの勝ち点を獲得するのに値していたと思う」と胸を張った。

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