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バルセロナが異議申し立てへ フリック監督の年内最終スペインリーグ2試合ベンチ入り禁止処分に


スペインサッカー連盟の規律委員会は、バルセロナのハンジ・フリック監督にリーグ戦2試合のベンチ入り禁止処分を課しました。この決定は、フリック監督がベティス戦中に抗議行為として判定されたことにより、レッドカードを受けたことに基づいています。監督は、自身は誰にも言葉を発しておらず、判定が遅かったので苛立っただけだと述べ、主審への文句ではないことを強調しました。バルセロナはこの処分に不服を示しており、上訴委員会に異議申し立てを目指しています。この処分により、フリック監督はレガネス戦とアトレチコ・マドリード戦に参加できず、次のリーグ戦ではヘタフェ戦でベンチ入りが可能になります。

2024年12月7日、試合前のバルセロナのフリック監督(ロイター)

スペインサッカー連盟の規律委員会は11日、バルセロナのハンジ・フリック監督(59)にスペインリーグ2試合のベンチ入り禁止処分を科すと発表した。

7日に行われたリーグ第16節でベティスと対戦した際、デ・ヨングのファウルでPKを取られたことにフリック監督が抗議したと主審に判断され、後半21分にレッドカードが提示されていた。

フリック監督は試合後、この件について「私は、誰にも何も言っていない。ただ、自分自身や、あのシチュエーションに怒っただけだ。PKかどうかを判断するのに、かなり時間がかかっていたが、あんなにも時間がかかるのなら、判定が疑わしかった可能性がある」とコメントし、主審に文句を言ったわけではないと強調していた。

しかし、規律委員会は11日にスペインリーグは2試合のベンチ入り禁止処分を決めた。これにより、フリック監督は年内最後のレガネス戦とアトレチコ・マドリード戦で指揮を執れず、年明け1月中旬のヘタフェ戦までリーグ戦でベンチ入りできなくなった。

スペイン紙ムンド・デポルティボによると、バルセロナは処分に不服があるため、上訴委員会に異議申し立てを行う予定だという。(高橋智行通信員)

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