現役ドラフトが9日、オンラインで行われ、DeNAは阪神浜地真澄投手(26)を指名した。浜地は8年所属した阪神を離れることが決まった。
16年ドラフト4位で阪神入り。3年目から1軍のマウンドを踏んだ。鮮烈な光を放ったのは22年。52試合に登板して21ホールド、防御率1・14と圧倒的な成績を収めた。ただ優勝した23年は30試合で防御率5・86と急降下。今年も18試合登板にとどまり、存在感は示せなかった。来季年俸は200万円減の2800万円。プロ通算126試合で6勝5敗、27ホールド、防御率3・49。
実家は1870年(明3)創業の「浜地酒造」(福岡市)。代表銘柄は「杉能舎(すぎのや)」。阪神のチームメートも立ち寄ったり、取り寄せたりして愛飲している。甲子園の選手コラボグルメでも「浜地酒造のヨーグルト梅酒」が人気を博していた。