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関学大GK宮本流維が「人生初」の1試合3本のPKストップ、決勝R進出 全日本大学サッカー


全日本大学サッカー選手権で、関西学院大学がPK戦で東京国際大学を下し、10人の数的不利を乗り越えて決勝ラウンドに進出しました。注目はGK宮本流維のパフォーマンス。宮本は延長戦でのPKをセーブし、PK戦でも2本を止め、チームの勝利に貢献しました。「人生初の1試合3本ストップ」と笑顔を見せた宮本は、過去のPK戦での成功体験から自信を持っていたと語ります。チームは10人での試合運びに苦戦しましたが、逆境を乗り越える力を見せ、大きな勝利をつかみました。

PK戦で2本のPKを止めた関西学院大GK宮本流維

<全日本大学サッカー選手権:東京国際大1(1PK4)1関学大>◇予選ラウンド◇7日◇AGFフィールド

関学大が、10人の数的不利の中、追いついてPK戦まで持ち込み、東京国際大を下し、決勝ラウンドにコマを進めた。

関西学院大のGK宮本流維(3年)が「守護神」の名にふさわしい活躍を見せた。延長前半にも相手に与えたPKをセーブ。PK戦でも2本止めた。1試合3本のストップに、宮本は「人生初です」と笑みをこぼした。

今年は夏の総理大臣杯、天皇杯の予選でPK戦の末に敗れ、全国舞台を逃してきた。だが、名古屋ユース出身の宮本は、クラブユース選手権でサンフレッチェ広島ユースにPK戦で勝っている成功体験があり、PKに苦手意識はなかったという。「試合中に止めることが出来たので、PK戦に入る時に止められるな、と臨めた」と振り返った。

10人で決勝ラウンド進出をつかみ「途中、あきらめかける瞬間もあったけど、失点した後も自分たちで奮起して、もう1回再起できたことが良かった」と、大きな1勝に手応えを口にした。

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