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【日本ハム】万波中正、オフは遺伝子検査で本塁打量産「とにかく自炊する機会をかなり増やす」


日本ハムの外野手、万波中正選手(24歳)は、年俸8000万円から1億6500万円へのほぼ倍増で契約を更改しました。会見では、テレビで見た落合博満氏の影響でユーモアを交えて新年俸を発表しました。昇給分は健康と成長のための自己投資に使う意向を示し、食事や体のメンテナンスに力を入れる予定です。遺伝子検査を通じて体に合う食材を探し、自炊を増やす計画です。また、来季に向けての意欲として、ビールかけイベントの回数を増やしたいとのユニークな要望も話しました。2023年シーズンでは18本塁打を記録し、2年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、守備面でも優れた成績を残しました。

日本一というお宝を目指して来季も航海は続く! 年俸1億超えを果たし笑顔の日本ハム万波(撮影・黒川智章)

日本ハム万波中正外野手(24)が6日、北海道・北広島にある球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸8000万円からほぼ倍増の1億6500万円でサインした。6年目で1億円を突破。90年に同額で更改した落合博満氏(当時中日)の会見風に「大台に乗りました。いち、ろく、ご…」と公表した。テレビ番組で見ていた同氏のモノマネが「提示額を見た瞬間、降ってきました」と笑った。

昇給分は自己投資する。「食事含めて。プレーヤーとして成長するためのコストは惜しみなく使っていきたい」。普段からオフの食事には気をつけてきたが「何か内臓がすっきりしないとか、便通が悪かったり」。このオフは遺伝子検査を行う予定で「合ってる食材、合っていない食材もそうですし、腸内環境の改善だったり、必要な栄養素だったりも。とにかく自炊する機会をかなり増やす」。おなかの中もバージョンアップし、本塁打を量産する。

球団側には、ビールかけ回数増という珍提案。「CSファイナル進出が決まった時も『ビールかけないのか』って声が出ていた。ぜひ、来年以降はビールかけの回数を増やして、みんなといっぱいビールかけとかシャンパンファイトとかしたい」と思い描いた。

今季は18本塁打、60打点。本塁打数は昨季の25本から減ったが、両リーグ外野手トップの11補殺をマーク。2年連続でゴールデン・グラブ賞も受賞した。来季は同期の野村が開幕4番に指名されているが「僕はひたすらノビノビ、自分が成長できるように頑張りたい」。マイペースで、準備を整える。【永野高輔】

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