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【中日】ドラ1金丸夢斗が仮契約「まずは新人王を目指し、最終的には日本一の投手に」と意欲


中日ドラゴンズにドラフト1位で指名された関大の金丸夢斗投手(21)が、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円で仮契約を結んだ。最高条件で契約した金丸投手は、「新人王を目指して努力し、日本一の投手になりたい」と述べている。彼の最速154キロの左腕は注目されており、プロとしての実感がわいてきたと語った。腰の状態には慎重に対応し、万全を期すための準備を進めている。来年2月のキャンプインまでには、状態を整える方針を示しており、自身の22歳の誕生日となるその日までには投球を開始する予定。金丸の今後の活躍が期待される。

仮契約を終え、色紙を手に笑顔を見せるドラフト中日1位の金丸(撮影・藤尾明華)

中日ドラフト1位の関大・金丸夢斗投手(21)が4日、兵庫・芦屋市内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円で仮契約を交わした。最高条件で合意した4球団競合左腕は「少しずつ実感がわいてきました。まずは新人王を目指し、最終的には日本一の投手になれるように頑張りたい」と意気込みを明かした。

プロとなる実感が一気に高まった。提示されたのは最高条件。「すごい金額。ベストの使い方をしたいと思います」。両親、母校などへの恩返しに加えて、自己投資と、今後の活用法に頭を巡らせた。

最速154キロ左腕が現状、最優先に掲げたのは万全の状態でのスタートだ。今春に痛めた腰の状態は「違和感も取れてきました。まだ激しい動きはしていませんが、感覚的には良くなっている。まずは腰を万全にしたい」と現状説明。来年2月1日のキャンプインは自身、22歳の誕生日となるが、あくまで状態を優先する意向に変わりはなく「年末ぐらいから投げ始められたらと思っていますが、キャンプインでのブルペン入りにこだわりはありません」と強調した。

本格稼働に備えての準備は着々と進行中。3月の侍ジャパンで出会ったオリックス宮城モデルのグラブを発注済み。そこには金丸らしさもアレンジした。手首周りに金(ゴールド)を使用。「名前に『金』も入っていますし、好きな色なので」。金メダルを意識したゴールド入りグラブを手に、まずは新人王取りに挑む。(金額は推定)

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