ソフトバンク小久保裕紀監督(53)が「アイピッチ検定」の義務化を明言した。1日、地元の和歌山市内で「小久保裕紀 学童野球大会」に出席し「投資している最新機器を活用した指導や練習が球団の方針。アイピッチの検定は2軍~4軍の選手は絶対に受けないといけない形になる」と来季の新たな取り組みを明かした。
「アイピッチ」はトラックマンのデータを入力すれば、実際の投手を仮想しながら打撃練習ができる最新鋭の投球マシン。16段階の検定が組み込まれており、最難関は最速150キロに変化球6種のミックスだ。10打数3安打が合格条件。今季は石塚がクリア1号で3人が16級を手にしている。 指揮官は「投高打低は逆に言えば打者はチャンス。これだけの打低なので、それを使って誰がのし上がるか。貪欲に取り組んで欲しいですね」と秘密兵器のフル活用を期待した。